【墓じまいは何回忌に】ベストなタイミングは?心穏やかに過ごすために

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【墓じまいは何回忌に】ベストなタイミングは?心穏やかに過ごすために

「50回忌に墓じまい?」

「何回忌にすればいいの?」

「墓じまいのタイミングは?」

墓じまいをいつすれば良いのか悩んでる方に、ベストタイミングを紹介します。

多くの方は、墓じまいをいつやれば後悔しないか、悩まれています。

50回忌や弔い上げといった節目に合わせてやるべきという意見もありますが、あなたのご家庭の事情に合わせて判断すべきです。

墓仕舞いのやり方や費用、永代供養、自宅供養についても解説します。

この記事でわかること
  • 墓じまいのタイミングは何回忌とは関係ない
  • 50回忌や弔い上げに合わせる必要はない
  • 墓じまいの費用や手続きの流れ
  • 永代供養を含む供養の選択肢とメリット
目次

墓じまいは何回忌にやるべき?

墓じまいは何回忌にやるべき?

50回忌とか33回忌とかは関係ない

50回忌とか33回忌とかは関係ない

墓じまいを検討する際に、特定の回忌、例えば50回忌や33回忌を理由にする方もいらっしゃいます。

ですが、実は、墓じまいと年忌とか回忌は全く関係ないです。

墓じまいは、家族の状況、経済的な理由、維持管理の困難さ、あるいは家族構成の変化といった、もっと現実的かつ具体的な理由に基づきます。

実際、それらの伝統的な年忌よりも生活状況の変化や、将来に対する計画のほうが切実な問題になっています。

墓じまいしたいというよりも、しなくてはならない状況になってる方が多いです。

後継者がいたり、何の問題もなければ、墓じまいをしなくても大丈夫です

弔い上げは関係ない

弔い上げは関係ない

弔い上げのときも、墓じまいを一緒にと考える方もいらっしゃいます。

弔い上げとは法要を営む最終の年忌(ねんき)のことで、十七回忌または三十三回忌、五十回忌が多い。これ以後、年忌供養を営まない。年忌とは、祥月命日、またはその日に営まれる仏事のことで、年忌法要(年回法要)という(引用元:ウィキペディア

この弔い上げも、墓じまいとは関係ないです。

地方によって様々ですが、一般的に弔い上げはその人を知る人がいなくなった時点で行われます。

なので、お墓には別な人も入ってるので、弔い上げと墓じまいとは別物です。

弔い上げは仏になるとか、ご先祖様の例になるとか、宗教にもいろいろな考え方があります

お墓の中の遺骨は溶けない

お墓の中の遺骨は溶けない

お墓の中で遺骨が溶けることはないですが、溶けているように見えることは良くあります。

骨壷の中に水が入るのはよくあることで、水やカビによって溶けたようにくっついてるように見えるんです。

そんな場合は、骨壷から取り出して日光にさらして乾かしたり、業者に頼んで洗骨してもらう必要があります。

そもそも、火葬された遺骨は分解されにくいことが報告されており、1000年以上前に火葬された遺骨がそれほど変わらない状態で出土しています。(参考:科研費研究報告書

なので、33回忌だから、50回忌だから遺骨が溶けてなくなる前に早く墓じまいしないといけないといったことありません。

火葬された骨はセラミック化するので、自然には壊れないんです(参考:朝日新聞

ベストタイミングはいつ?

墓じまいのベストタイミングはいつ?

何回忌という年忌法要と墓じまいは関係ないとわかってもらえたでしょうか?

では、墓じまいはいつやれば良いのでしょうか?

墓じまいを行う最適なタイミングは、個々の家庭の事情によって大きく異なりますが、いくつかの一般的なベストタイミングがあります。

  • 終活を始めたとき
  • 家族全員が合意したとき
  • 身体的な負担が増大したとき
  • 運転免許を返納したとき
  • 地域から離れた場合​
  • 家族が高齢化したとき

終活を始めたとき

墓じまいは終活活動のひとつとして理解されています。

というのも、自分が亡くなったらどこに入るのか、お墓はだれが面倒を見ていってもらえるのか、一番はじめに考えることだからです。

同時に、自分自身や家族の負担を軽減できることにもつながります。

何よりも一番初めに墓じまいを検討することで、残された人生を思いっきり楽しく暮らしていくことができます。

逆に、先延ばしにすると、いつまでも悩み続けてしまい、毎日が楽しくなくなります

家族全員が合意したとき

墓じまいは、家族全員や親戚一同が合意したときが、一番のベストタイミングです。

家族間や親族間の意見が一致していると、墓じまいをスムーズに進められて、いろいろなトラブルを避けることができるからです。

たとえ後から気が変わった人がいたとしても、契約してしまうとキャンセルできないので、クレームを言われることはないです。

念の為、同意書などにサインしておいてもらったほうが良いですね。

高齢者の場合、忘れてしまうことが多いですから

参考親族の同意を得る方法

身体的な負担が増大したとき

腰が痛い、膝が痛い、歩けない・・・など、お墓参りが物理的に困難になったときが墓じまいのタイミングです。

後継者がいない場合、体がその様な状態になってしまったら、お墓が荒れ放題になるのは時間の問題です。

特に、県外などの遠方にあるときには、体が動くうちに計画を立てておくのが肝心です。

お子さんやお孫さんもいるご家庭では、いきなり墓じまいの話をするのではなくて、お墓をどうするのか、どうしたいと思ってるのかをご家族に聞くことから初めてみてはどうでしょうか。

運転免許を返納したとき

運転免許の返納は、墓じまいのひとつのきっかけになります。

というのも、お墓参りに車を使っていけなくなるからです。

車を運転できるあいだに墓じまいしておけば、とても安心です。

「そろそろ運転免許を・・」と考え始めたら、墓じまいも一緒に考えましょう。

地域から離れた場合

お墓がある場所から、仕事などの理由で引っ越さなければならなくなったとき、墓じまいを一緒に考えてみてはどうでしょうか。

もちろん、お墓を継ぎたい、守っていきたいとうお子さんたちや親戚がいれば、その方に任せればいいです。

でも、今後、あなたしか守っていく人がいない場合は、墓じまいするべきかどうかを考える良いタイミングです。

当然ですが、遠方になればなるほどお墓参りも難しくなるように、墓じまいするのも難しくなります。

お墓が近くにあるうちに、手続きやあちこちへの依頼などを済ませておけば、墓じまいもスムーズに進みます。

家族の高齢化

あなたは健康でも、家族が高齢化してくると、お墓参りも難しくなってきますので、墓じまいをするタイミングの一つになります。

たとえば、両親が施設に入ったり車椅子生活になってしまうと、当然ですが両親はお墓参りにはいけなくなります。たとえお墓が近くにあっても同じことです。

だったら、そうなる前に墓じまいをして、遺骨なしの自宅供養に切り替えておけば、自宅でも手を合わせられるようになります。

参考遺骨なしの自宅供養のやり方

1年先、5年先、10年先をしっかりと考えて、お墓をどうしていくのかを家族で話し合うのがとても大切になります。

墓じまいのやり方と期間

墓じまいのやり方と期間

墓じまいのやり方・ステップは次のとおりです。

  • 家族や親族の了解を得る
  • お寺や霊園に相談
  • 書類の手続き
  • 閉眼供養・墓石撤去
  • 新しい供養先への納骨

どのステップもお墓の近くにいたり、あちこち移動する必要がありますので、なるべく体が動くうちに進めておきたいです。

墓じまいには、早くても数ヶ月はかかります。

トラブルが起きたり、遠方にあればあるほどその期間は長くなってきますので、墓じまいしようと思ったらすぐに動き始めるのがスムーズに進める秘訣です。

参考墓じまいのやり方

墓じまいの費用

墓じまいの費用

墓じまいにかかる費用は、次のとおりです。

  • 行政書類代 数千円
  • 閉眼供養 1~5万円
  • 墓石撤去 10万円/㎡
  • 新しい供養先 3~200万円

費用の中でいちばん考えなくてはならないのが、新しい供養先の費用です。

永代供養の合葬墓なら1柱3万円とかありますが、新しくお墓を作ろうとすると墓石代や永代使用料などで200万円ほどかかってしまいます。

家族や親戚と相談する前に、墓じまいの仕組みや費用をしっかり理解しておくのが必須になります。

何回忌に関係なく、墓じまいしてはいけないタイミング

何回忌に関係なく、墓じまいしてはいけないタイミング

ここからは、墓じまいしてはいけないタイミングを5コ紹介します。

費用に余裕がない時

費用に余裕がない時

経済的に余裕がない時には、墓じまいを避けた方が良いです。

上述したように、墓じまいにはトータルで20~200万円ほどかかります。

墓じまいしなくてはいけないと考えるのではなくて、まずは費用ありきで何ができるのかを考えるのが大切です。

経済的に厳しい時期には、どのようにしたら墓じまいの費用を安く抑えられるのかを、まず考えましょう。

参考費用が払えない時の具体策

家族間で意見の不一致がある時

家族間で意見の不一致がある時

家族や親族の合意が得られていないときにも、墓じまいをしないほうが良いです。

墓じまいは祭祀承継者であるあなたの一存で決めれますが、反対されたまま進めると、後で必ずトラブルになります。

民法 第897条1
系譜、祭具及び墳墓の所有権は、前条の規定にかかわらず、慣習に従って祖先の祭祀を主宰すべき者が承継する。 ただし、被相続人の指定に従って祖先の祭祀を主宰すべき者があるときは、その者が承継する(引用元:e-GOV法令

例えば、費用の負担を断られたり、これがきっかけで疎遠になったり音信不通になったりもします。

まずは、「墓じまいしたい」と言うのではなくて、「後継者がいなくてどうしよう」「お墓をどうしよう」といった形で、相談を持ちかける態度で話を進めるのがコツです。

この進め方はお寺にも効果的です

真夏や真冬など

真夏や真冬など

墓じまいを行う際には、季節を考慮することが重要です。

真夏や真冬のような極端な気候条件下での工事や法要は、関わる全ての人が苦痛を感じますし、精神的な安定を保つのは難しいです。

熱中症リスクや準備しなくてはならないものも増えて、経済的に余分な費用もかかってしまいます

なので、墓じまいは春や秋の比較的温暖で、だれもが苦痛に感じない安定した気候の時期に行う方が良いです。

家族や親族が健康問題を抱えている時

家族や親族が健康問題を抱えている時

家族や親族が健康に問題を抱えているときには、できるだけ避けたほうが良いです。

というのも、経済的な出費が重なったり、時間的な余裕が無くなる可能性があるからです。

たとえば、施設に入るとか、手術をしなければならない人がでてきたら、とりあえずはすべてが落ち着くまで待っておいたほうが無難です。

まずは、家族や親族全員の了解を得ることだけやっておいて、実施するのは後回しにしたり代行業者に丸投げしたりすることで、当人だけでなくサポートする人たちにも負担が少なくなります。

参考おすすめの代行業者

他の重要な家族行事と重なる時

他の重要な家族行事と重なる時

他の家族や親族が関係する大事な行事と日程が重ならないように注意することが重要です。

大事な行事というと、結婚式や出産、入学や卒業、引っ越しなどで、墓じまいと重なってしまうとスケジュールの調整が難しくなる可能性があります。

たとえば、お盆やGW、お正月などには結婚式を避けるような感じです。

家族や親族にとって負担にならないタイミングで墓じまいのスケジュールを決めるのが、とても大事になります。

タイミングよりも大切なこと

タイミングよりも大切なこと

墓じまいで最も重要なことは、故人を偲ぶ心の在り方です。

仏教では、お墓の中の遺骨には魂は宿っておらず、どうすれば幸せに生きていかれるのかを説かれています。

故人への思い出やその魂は、生きている私たちの心の中に存在し、それに向かって手を合わせるのが大事です。

たとえお墓がなくなっても、毎日、毎朝、手を合わせることで、故人への敬意と感謝をあらわせます。

なので、あなたがムリをして高いお金を払って霊園や墓地で供養するよりも、遺骨は永代合葬墓に入れて、毎朝、遺影や位牌に向かって手を合わせる方が、ご先祖様たちも喜ばれるのではないでしょうか。

あなた自身も、故人との繋がりを感じ、精神的な安らぎを得られます。

参考遺骨なしで自宅供養する方法

まとめ:墓じまいは何回忌に行うべきか?最適なタイミングと注意点

この記事のまとめです。

  • 墓じまいは50回忌や33回忌などの年忌法要とは関係ない
  • 墓じまいを決める要因は家族構成の変化や経済的事情などが大きい
  • 弔い上げも墓じまいの必要性とは直接関係しない
  • 遺骨は火葬後セラミック化し、自然には溶けない
  • 最適なタイミングは家族全員が合意したとき
  • 終活の一環として墓じまいを検討する人が増えている
  • 身体的な負担が大きくなったときが実施の好機
  • 運転免許を返納する前に墓じまいを済ませると安心
  • 引っ越しや地域から離れる際に墓じまいを検討すべき
  • 家族が高齢化するとお墓の管理が困難になる
  • 墓じまいには最低でも数ヶ月かかるため、早めの準備が必要
  • 費用は20万〜200万円と幅広く、新たな供養先が大きな負担
  • 家族間の意見が分かれている場合は実施を避けるべき
  • 真夏や真冬は気候条件が厳しく、実施には不向き
  • 他の重要な家族行事と重ならないようスケジュールを調整すべき

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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